結露の記事を書いていて思ったこと

みなさんこんにちは。
無添加住宅マンションリノベーション事業の広報スタッフです。
さて先日、「築20年以上のマンションで結露に悩む理由」という記事を書いていました。
色々と昔のマンションの特徴を調べていると、URから「仕様の移り変わり」的な資料が公表されていました。
読んでいると、仕様の移り変わりは「時代の移り変わり」だなと思ったんです。
マンションの内装って、時代によって随分変わってきたんだな、と。
今では当たり前になっているフローリングやビニールクロスも、昔から当たり前だったわけではありません。
住まいに求められるものが変われば、内装材も変わる。
そんなことを考えていると、今の仕様、流行りも「旧い」と感じる時代がきっと来ると思いました。
昔のマンションには畳がありました

私がこどもの頃は、マンションにも和室があるのが当たり前でした。
いやいや、場合によっては畳の部屋しかないマンションも多くありました。
リビングの隣に和室があり、押入があり、布団を敷いて寝る。
そんな間取りばかりでした。
畳の上でゴロゴロしたり、こたつを囲んだり。
今思えば、あれはあれで日本らしい暮らし方だったのかもしれません。
もちろん畳には畳の良さがあります。
調湿性があり、柔らかく、座ったり寝転んだりできる。
今でも和室を好まれる方はたくさんおられます。
気が付けばフローリングが当たり前になりました

ところが今、新築マンションやリノベーションされたマンションを見ると、フローリングが当たり前になっています。
和室が一部屋もない間取りも珍しくないんです。
なぜ変わったのでしょうか。
理由はいくつもあると思います。
ソファやダイニングテーブルで暮らす家庭が増えたこと。
掃除機やロボット掃除機を使いやすいこと。
家具を置きやすいこと。
そして、施工やメンテナンスのしやすさもあるでしょう。
暮らし方が変われば、内装材も変わる。
とても自然な流れだったのだろうなぁと想像は尽きません。
壁も少しずつ変わってきました

そして、床だけではありません。
壁も時代によって変化しています。
昔の住宅では吹付け材や塗装仕上げが多く使われていました。
その後、施工性やコスト、デザインの自由度などからビニールクロスが広く普及しました。
今ではクロスが当たり前になりました。
しかし、これもまた時代の流れの中で選ばれてきたものですね。
決して最初から完成形だったわけではありません。
住まいに求められるものも変わっています

住まいは、その時代ごとの課題を解決するために進化してきたのだと思います。
昔は、雨風をしのぐことが大切でした。
その後は耐震性能。
さらにその後、断熱など省エネ性能も重視されるようになりました。
そして最近は、
・結露
・カビ
・部屋干し臭
・空気環境
・健康
といったことに悩んだり関心を持つ方も増えています。
住まいに求められるものが変われば、内装材も変わるのは当たり前なのかもしれません。
では、その次はどうなるのでしょうか

ここから先は、私の想像です。
正解は分かりません。
ただ、住まいづくりはこれからも変わり続けるでしょう。
かつて、畳からフローリングへ変わったように。
かつて塗装からビニールクロスへ変わったように。
今後も新しい考え方や新しい素材が登場するかもしれません。
あるいは、昔から使われていた素材や建材が見直されることもあるでしょう。
どちらにしても、住まいづくりに完成形はないんだろうなぁと改めて思います。
住まいづくりはこれからも進化していく

結露の記事を書きながら、そんなことを考えていたわけです。
築20年以上のマンションには、その時代の考え方があります。
今のマンションには、今の考え方があります。
そして未来には、まだ見ぬ新しい考え方があるのかもしれません。
結局のところ、家は建物ではなくて暮らしの器なんだと思います。
そこでどんな暮らしをするかなんですよね。
暮らし方が変わるからこそ、マンションの内装もこれから少しずつ変わっていくのでしょう。
それがどんな形になるのか。
楽しみにしています。
ちなみに、結露に関して書いていた記事はこちら。これからのマンションリノベには大切なことだと思います。ぜひご参照ください。
→ 「築20年以上のマンションで結露に悩む理由|断熱と暮らし方の関係」
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