中古マンションで確認すべきカビの跡とは

中古マンションの内覧では、間取りや日当たり、価格に目が向きがちです。

もちろん、どれも大切なポイントです。

しかし実際には、壁紙の裏や収納の奥など、普段見えない場所にカビが発生していることもあります。

中古マンションを購入してリノベーションを行う場合、解体して初めて分かることも少なくありません。

状況によってはカビの除去や下地補修が必要になり、リノベーション費用に影響するケースもあります。

まずは、どのような場所を確認しておくと良いのか見ていきましょう。

結論|カビは購入後に見つかることもあります

・壁紙の裏

・収納の奥

・家具の裏側

中古マンションでは、こうした場所にカビが発生していることがあります。カビの除去や下地の補修が少なからず必要になることも。

中古マンション購入前には、間取りや価格だけでなく建物の状態も確認しておきたいポイントです。

中古マンションでカビが発生する理由

カビは北側の部屋だけではありません

カビというと北側の部屋を想像する方が多いのではないでしょうか。

確かに北側の部屋は日当たりが少なく、湿気がこもりやすい傾向があります。

しかし実際には、南側の部屋でもカビは発生します。

私たちもリノベーション工事の際、南側の部屋でカビを見つけることがかなりあります。

「南向きだから安心」とは言い切れないのです。

家具を壁に密着させているケース

タンスや本棚、ソファなどを壁にぴったりと付けていると、その裏側は空気が動きにくくなります。

湿気が抜けにくくなることで、壁紙の裏側や下地にカビが発生することがあります。

普段は家具で隠れているため、住んでいる方も気付いていないことが少なくありません。

結露が発生していたケース

窓まわりの結露もカビの原因になります。

冬場に発生した結露を長期間放置すると、窓まわりの壁やクロスに影響を与えることがあります。

特にマンションは気密性が高いため、湿気の逃げ場が少ない場合もあります。

室内干しが多かったケース

最近は共働き世帯も多く、室内干しをするご家庭も増えています。また、花粉症対策で室内に干す人も増えています。

もちろん室内干し自体が悪いわけではありません。

しかし換気が不十分だったり、湿気がこもりやすい環境だったりすると、室内の湿度が高くなりカビが発生しやすくなってしまいます。

石油ファンヒーターや
ガスファンヒーターを多用していたケース

石油ファンヒーターやガスファンヒーターは、暖房と同時に室内へ水蒸気を発生させることを知らない人が一定数いらっしゃいます。

冬場は暖かく感じられる便利な暖房機器ですが、換気が不十分な状態で使い続けると室内の湿度が高くなりすぎるわけです。

その結果、

・窓まわりの結露

・家具の裏側の湿気

・収納内部のカビ

こういったことにつながるわけです。

実際にリノベーション工事で、ファンヒーターを長年使用していた住まいで、壁紙の裏側や下地にカビが見つかることが結構あります。

カビは建物そのものが原因とは限りません。

住まい方や暖房器具の使い方が影響していることもあるのです。

購入前に確認したいカビのサイン

壁紙の変色

壁紙の一部だけ色が違う。

うっすらとシミのような跡がある。

そうした場合は注意して見てください。

必ずしもカビとは限りませんが、重要な確認ポイントです。

壁紙の浮き

壁紙が部分的に浮いていたり、波打っていたりする場合もあります。

湿気の影響を受けているケースがあるため、気になる部分は確認しておきたいところです。

一般的なビニールクロスの場合、カビはクロスの内側から発生することがほとんどです。表面的にカビが見えなくてもクロス後ろ側がカビているケースが多々あります。

窓まわりの結露跡

窓枠やその周辺に変色や黒ずみがないか見てみましょう。

過去に結露が繰り返し発生していたサインかもしれません。

収納内部のニオイ

クローゼットや押入を開けた時に、カビ臭さや湿気っぽさを感じることがあります。

収納内部は見落としやすい場所ですが、内覧時にはぜひ確認しておきたいポイントです。

押入やクローゼットの状態

収納の壁や床にシミや変色がないかも見てみましょう。

中古マンションの内覧では、収納の中まで確認することをおすすめします。

カビの除去が必要になることもあります

壁紙を剥がして初めて分かるケース

中古マンションのリノベーションでは、既存の壁紙を剥がして初めてカビが見つかることがあります。

表面はきれいに見えていても、壁紙の裏側や下地にカビが発生しているケースも珍しくありません。

下地補修が必要になるケース

カビの状態によっては、除去だけでなく下地の補修が必要になることもあります。

建物の状態を確認しながら、適切な対応を行うことが大切です。

断熱工事の見直しが必要になるケース

カビが発生している場合は、表面的な補修だけでは根本的な解決にならないことが多くあります。

断熱性能や換気について見直しが必要になるケースもあるので注意が必要です。

カビはリノベーション費用に影響することがあります

予定外の補修費用が発生することも

カビが見つかった場合、その状態によっては追加工事が必要になることがあります。

その結果、当初予定していたリノベーション費用に影響する場合があります。

見積もりだけでは分からないこともある

中古マンションの見積もりは、解体前の状態をもとに作成することが一般的です。

そのため、壁紙の裏側など見えない部分までは分からないこともあります。

購入前に把握できると安心

だからこそ、購入前の内覧で建物の状態を確認することが大切です。

気になる部分があれば、リノベーション会社へ相談してみることをおすすめします。

中古マンション購入前に相談するという選択肢

物件探しの段階で相談するメリット

中古マンション購入後ではなく、物件探しの段階から相談することで、購入後のリスクを減らせる場合があります。

リノベーションを前提に物件を見る

リノベーションを前提に物件を見ると、間取りだけではなく建物の状態にも目が向くのでオススメです。

将来の工事費用まで含めて考えやすくなります。

信頼できる工務店や住宅会社の人に同席してもらうのも安心につながります。

購入後の後悔を減らすために

住み始めてから「知らなかった」とならないよう、事前に確認できることは確認しておきたいものです。

まとめ|住んでからではなく購入前に確認しておきたいこと

中古マンション購入の際、立地や価格、環境に目が向きがちです。

しかし実際には、建物の状態によってリノベーション費用が増加したり、住み心地が良くないこともありえます。

特にカビは、購入後や工事中に見つかるケースもあります。

だからこそ、購入前に確認できるポイントを知っておくことは非常に大切です。

私たちは、物件探しから暮らしづくりまでを一緒に考えるマンションリノベーションをご提案しています。

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