
こんにちは、今回の投稿は「ご飯」です。
毎日の食卓に並ぶ、私たちにとって身近な「お米」。
炊きたてのご飯はおいしいだけでなく、もちろん栄養もたっぷり。
でも、実はお米には、もうひとつ意外なすごい力があるのをご存じでしょうか?
なんと、お米は昔から**「接着剤」**としても使われてきたんです。
お米が接着剤になるって知っていましたか?
お米に含まれている「でんぷん」には、粘り気があり、乾燥すると固まる性質があります。
昔からこの性質を利用して、建築や暮らしのさまざまな場面で活用されてきました。
たとえば、昔ながらの障子に使われている「障子のり」。
これにも、でんぷんを利用した糊が使われてきました。
「そういえば、子どものころ、ご飯粒を落として、気づかないうちに乾いてカチカチになっていたな……」
なんて経験がある方もいるのではないでしょうか(笑)。
あの「ご飯粒が乾いて固まる」という身近な現象も、お米のでんぷんが持つ性質なんです。
奈良時代から使われていた「米のり」
お米を利用した接着剤は、実はとても古い歴史があります。
奈良時代には、米を原料とした糊が使われていたとされ、長い年月をかけて日本の暮らしや建築文化の中で利用されてきました。
「食べるもの」と「家をつくるもの」。
一見するとまったく別のものに思えますが、昔の日本では、お米の持つ性質を上手に活かしていたんですね。
無添加住宅でも「米のり」を使っています
無添加住宅では、こうした昔ながらの素材の特性にも注目しています。
建具などの一部では米のりを使った製品があり、また、米のりを接着剤として使用した集成材の板などもあります。
現代の住宅では、便利で高性能な化学系の接着剤が当たり前のように使われています。
そんな中で、昔から使われてきた「米」という身近な素材を、住まいづくりに取り入れる。
それは、単に「昔の材料だから良い」ということではありません。
素材がどんなものなのか、どのような性質を持っているのかを知り、できるだけシンプルな材料で家をつくっていく。
無添加住宅では、そんな考え方を大切にしています。
「ご飯」から家づくりを考えてみる
普段何気なく食べているお米。
実は、昔の人たちはその性質をよく理解して、暮らしの中でさまざまな使い方をしていました。
「ご飯が接着剤になるなんて!」
と思うと、ちょっと面白いですよね。
毎日食べているものが、昔の建築を支え、そして今の住まいづくりにもつながっている。
無添加住宅では、そんな**「昔から使われてきた身近な素材の知恵」**を、これからの家づくりにも活かしていきたいと考えています。
次にご飯粒を落としてしまったときは、
「これ、意外と強力な接着剤なんだよな……」
と思い出してみてください。
この記事を書いた人

林 伸行
出身:宮崎県
趣味:めだか育成(メダカ協会会員)・ボーリング
DIY(自宅の壁・天井や床などを3年かけて無添加住宅リフォーム)
保有資格:
・大型免許・普通自動二輪・フォークリフト
・高所作業車・小型移動式クレーン
・職長安全衛生責任者・足場組立解体主任者
・石綿作業主任者
・コンクリート造の工作物の解体等作業主任者





